「世はまさに大副業時代!」
私が就職した頃、副業というのはまだ意識の高い人が隠れてコソコソとやっているイメージでした。
それが今では政府、大企業、ネット上と、副業を「これでもかッ!」ってぐらい推奨しています。
実際に厚生労働省では、平成29年に「働き方改革実行計画」が決まり、平成30年の1月からは「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が策定(令和2年9月改定)されました。
「副業」と検索すれば、たくさんの魅力的なワードが出てきます。
- 多忙な会社員でも副業で月10万円!
- 目標に合わせて稼げる副業!
- オススメの副業45選!
- 稼げるPC副業ランキングTOP10
見たことある光景ですよね。
ただ、本当にオススメの副業は「おすすめ」なのか……?
はっきり言って、ネット検索で簡単に出てくるような副業はしないほうが良いです。
もちろん、副業をすることは良いことですし、私自身も副業で収益を出せています。
「じゃあ、副業することはいいことやんけ!」
と、聞こえて来そうですが、「オススメの副業」はやはりおすすめしません。
では、実際の事例を交えてお答えしていきますね。
オススメの副業は本当に「おすすめ」なのか?!
冒頭でも話した通り、検索するとすぐにオススメの副業を見つけることができます。
そして、まるで誰でも簡単に稼げるような口ぶりで語られているサイトが多いこと……。
検索で引っかかるのは、ネット記事だけでなく、最近ではYouTubeチャンネルでも出るわ出るわ「稼げる副業!」の嵐。
「空いた時間で簡単に稼げるなら、やってみようかな?」
はい。こんな気持ちになるのも無理ありません。
でも、はっきり言ってこれこそが「オススメの副業」を勧めている人たちの狙いなんです。
これらは、副業に興味を示した人にリンクを踏んでもらったり、貼ってある広告をクリックしたりしてもらって稼ぐビジネスです。
結局、副業を探している人のための内容ではありません。
記事や動画を作っている人にとって、都合の良い案件や報酬額の良い案件を勧めているだけです。
つまり、あなたのためではありません。
副業を勧めるという行為で稼いでいる(稼ごうとしている)だけなんです。
それでは、これから先は代表的な副業で説明していきますね。
おそらく一度は見たことがあるようなものばかりだと思うので、是非参考にしてください。
ポイントサイト
まずご紹介するのはポイントサイトです。
副業初心者や主婦、学生などを主なターゲットして「簡単」「リスクゼロ」「スキマ時間」などを前面に出して宣伝しています。
「モッピー」や「GetMoney!」「げん玉」などなど、数多くのサイトがあり、おそらく名前だけなら聞いたことがあるのではないでしょうか?
ポイントサイトとは?
ポイントサイトとはどういったものなのか?
どうやって成り立っているのか?
まずは、そういった疑問を簡単にご説明します。
ポイントサイト上では様々な企業の広告が掲載されています。
当然のことですが、企業は広告を掲載させてもらう替わりにサイトに対価を払っています。
対価とはつまりお金になります。
「企業」→「ポイントサイト」→「私たち」といった感じでお金は流れていきます。
それでは、私たちは何をすればいいのかというと……
ポイントサイトに登録した上で、広告を見たり、メルマガを受信したり、アンケートに答えたりといった感じでポイント貯めるだけです。
また、ゲームで遊ぶといった本当にこれでお金が貰えるの?っていった内容まであります。
そして、最終的に貯まったポイントを換金することで私たちはお金を得ることができます。
私たちから、対価(お金)をポイントサイトや企業に払うことはありません。
つまり、買い物をするといったこと以外は、無料でポイントが貯まる一方なのでリスクなく始められるのが特徴です。
ポイントサイトに登録しても儲けられない
一見、リスクなしで簡単に始めることができるポイントサイトは、とても良い副業のように思えますよね。
中には、毎月200万円以上稼いでいると謳っているサイトさえあります。。。(〇〇クエスト100とか)
リスクなしで、稼げるなんで凄い!!
って思うかもしれませんが、はっきり言って全然稼げません。
もう一度、言いますね。。。マジで稼げない!!
ポイントサイトで月に10万円以上稼いでいる人は、ポイントサイトでアンケートに答えたり、広告を見たりして儲けているわけではありません。
儲けている人は「お友達紹介制度」と「2ティア制」を使って稼いでいるアフィリエイターだけです。
100%断言できます。
例えばモッピーでは、一人紹介することで「300ポイント(300円)」を付与されます。
また、2ティア制によって、紹介した人が獲得したポイントの5%~100%が紹介した人に加算されます。
つまり、アフィリエイターは紹介料と、紹介した人がコツコツ稼いだポイントの一部で儲けているのです。
トッププレイヤーはそれこそ数万人というレベルで登録者の招待に成功しています。
例え数ポイント、数十ポイントだとしても「数万人」という数の暴力によって、荒稼ぎすることに成功しているのです。
それなら、自分も同じようにアフィリエイターになって稼げばええやん!
と、思うかもしれませんが、そう簡単にはいきません。
すでに、ポイントサイト最大手のモッピーなどの登録者は600万人を超えています。
今から、始めても新規の登録者は限られています。
そもそも、大手サイトと競合で勝つことが不可能です。
だからと言って、コツコツとポイントで稼ぐことも私はオススメしません。
一度やって見たらわかると思いますが、1日中アンケートやゲームやメルマガ登録をしてコツコツ貯めても数百円分のポイントを稼ぐのがやっとです。
クレジットカードを作ったりFX口座を開設したりするなら可能ですが、何度もできる手ではありません。
そもそも、そんなことをするなら自己アフィリエイトしてください。
そのため、月に数万円も稼ごうと思えば、それこそ毎日、四六時中携帯を構っていないとできません。
仕事や家事の「スキマ時間」などではなく、「ポイント稼ぎ」という労働となります。
ただ、仕事や家事をほっぽり出して、数百円を稼ぐぐらいならアルバイトをしたほうがマシです。
1時間働くだけで、1日分の利益を楽に稼げますからね。
もし「暇つぶし」が目的なら、ポイントサイトを利用するのは悪いことではないかもしれません。
でも、もしポイントサイトでお小遣い稼ぎしたいなら、やめたほうがいいでしょう。
アフィリエイト
次にご紹介するのは、アフィリエイトです。
アフィリエイトと聞くと、
「怪しい」「胡散臭い」「詐欺みたいなもの」
といった、悪いイメージをお持ちの方も少なくないはずです。
実際に、高額な情報商材の販売やスパム行為、大量の広告表示など悪質なものも少なくはありません。
しかし、結論から言いますとアフィリエイト自体は詐欺でもなければ、胡散臭いビジネスでもありません。
みんなが見ている「Yahoo!」や「YouTube」も言ってしまえばアフィリエイトそのものです。
そもそもアフィリエイトとは?
簡潔に答えると、アフィリエイトとは「紹介屋さん」です。
アフィリエイト(Affiliate)のそもそも意味は「提携する」や「関係する」といった意味になります。
広告主が提供する商品やサービスを紹介することで、広告主(企業)から報酬が支払われるという仕組みになっています。
要は、企業の商品やサービスの販売の手伝いをする仕事となります。
近年では、動画を使ったYouTuberやVloggerの台頭は凄まじく、多くのアフィリエイターが戦いの場を動画サイトへ移しています。
また、TwitterやFacebook、LineといったSNSを利用するケースも増え、より複雑なものとなってきています。
アフィリエイトは儲かるの?儲からないの?
では、アフィリエイトはオススメなのか?
それともオススメしないのか?
聞きたいことは、それですよね。
はい。( ^ω^)・・・「オススメしません!」
正確に言うと、「まったくの素人」はやめたほうがいいです。
Web関係の知識や経験がある方や、素晴らしい師匠がいる方なら良いのですが、特にこれといったアドバンテージがないなら手を出さないほうが賢明です。
私は情報系の大学を卒業し、コーディングの基礎は学んでいたので、これならいけるかなっと始めましたが笑えるぐらい稼げませんでした。
結局、稼げるようになるまで2年以上かかりました。
はっきり言って会社で働いているほうが何十倍も楽ですし、より多く稼げます。
リスクは少ないのですが、失われる時間が半端ありません。
タイムイズマネーと考えたら、大損もいいところです。
それでも、アフィリエイトは基本的には素晴らしいビジネス形態と言えるのもまた事実です。
どうしても挑戦したい!
という奇特な方がいらっしゃるなら下記記事を参考にしてみてください。私がオススメする唯一の方法です。
株式投資・FX
最後は、株式投資やFXなどについて触れておきたいと思います。
副業のオススメ記事にほぼ100%出てくる「株」と「FX」。
まぁ、当然ですがアフィリエイトの案件としても、成果報酬はかなり高めに設定されています。
そのため、どのサイトでも前面に押し出し、美辞麗句を並べて宣伝しています。
例えば、こんな感じで……
投資経験がない方の多くが、株やFX、その他の先物取引には抵抗があると思います。
「大きな損失を出したくない」
「借金を背負ったりしたくない」
といった感じで、危険だという考えが一般的です。
確かに、投資や投機にはリスクが付き物なので、危険がないわけではありません。
しかし、どうして危険なものに個人も企業も、そして国家までもがお金を出しているのか?
そんな疑問も思い浮かぶはずです。
答えは単純明白で、儲けることができるからです!
と、まぁ、よく見る内容ですね。
結局は、うまい話しで一人でも多くの人に口座を作ってもらって、お金を稼ぎたいんです。
肝心の中身はスカスカで、利用者が成功しようが失敗しようが関係なしです。
だから、安易に株やFXを始めるのを私はオススメしません。
というか、いきなり投機に手を出すのは絶対にやめたほうがいい!
ん?投機ってなに?投資と何が違うの?
と思ったあなたは、とりあえず一旦、株やFXには手を出すのをやめときましょう。
投資と投機について
投資や投機を理解していないのに、なんとなく金融商品で副業を始めても、まず成功しません。
お金をドブに捨てるだけです。
実際に私がそうでした……。
小銭が稼げるようになり、確定申告できるようになるまで8年もかかりました(笑)
これを聞いて、うわぁ~って思った方は、そっとページを閉じてください。
もう少し、話を聞いてみたい人は頑張ってスクロールしていってください。
投資と投機の違いとは
では、まずは投資と投機の違いについて説明していこうと思います。
「投資」は長期保有するリスクの低いもののこと。
「投機」はリスクの高く短期保有するもののこと、などと言われたりします。
ですが、根本的には投資と投機はまったくの別物と考えるのが妥当です。
一般社団法人全国銀行協会の説明では下記のようになっています。
資産運用するにあたって、「貯蓄と投資」「投資と投機」の違いを理解することが大切です。貯蓄とは、お金を貯めて蓄えること、貯蓄に対して投資は、将来が有望な投資先に、長期的に資金を投じることです。そして、投資に対して投機とは、相場の変動を利用して利益を得ようとする短期的な取引であり、相場によっては大きな損失が発生する可能性があります。投資には必ずしも元本保証があるわけではありませんが、長い目でお金を増やしていくところが、投機とは異なります。
つまりは……
投資=資本に投じる=生産的な手段のために企業や物に出資し収益や配当を還元してもらう。
投機=機会に投じる=価格変動をチャンスとして捉え売買取引によって収益を得る。
といった感じになります。
こうやって見てもわかるように投資の場合だと参加者全員が得をするwin-winの関係が成り立つ可能性があります(もちろんlose-loseにも成りえます)。
投機の場合だと、儲けた分は誰かが損をしているため、勝者と敗者が生まれる構図になります。
投資と投機を理解しよう
一見すると、投資は良くて投機は悪いみたいな印象ですが、私はどちらかが優れていてどちらかが劣っているなどとは考えていません。
投資は善で投機は悪といった声も耳にしますが、投機によって金融市場は厚みを増し、市場の流動性が高められているのは確固たる事実です。
大事なことは、自分がやっている取引は投資なのか、それとも投機なのか、投資のリスクと投機のリスクを理解して取引できているのか。
結局の所は、これに尽きると思います。
「投資」に分類されるもの
一般的に投資に分類される金融商品には下記のようなものがあります。
- 優良企業株の長期保有
- インデックス型の投資信託
- 金利目的によるFX取引
- 外貨預金
- 貯蓄型の保険商品
- 個人国債
「投機」に分類されるもの
一般的に投機に分類される金融商品
- 株の短期売買
- アクティブ型の投資信託
- 為替変動を狙った短期的なFX取引
- 金や原油などの先物取引
- 不動産の売却益を狙った短期売買
- 仮想通貨
同じ商品でも運用方法によって「投資」と「投機」は変化する?
具体的な金融商品を分類すると、投資や投機が実に曖昧なものであると理解していただけたと思います。
同じ商品でも、運用方法によっては「投資」だったものが「投機」に分類され、またその反対にも成りうるのです。
これが論者によって、投資と投機の見解が分かれる最大の要因となっています。
金利を目的としたFXの為替取引は投資と言う人もいれば、そもそもFX取引は全て投機だと言う人もいます。
金も投機に入れていますが、現物保有であれば投資だと言う人もいます。
そのため、正確に言うと「投資色が強い」 or 「投機色が強い」と分類するほうが正しいはずです。
上でも話しましたが、大切なのは、商品のリスクを理解できて取引できているのか?
それに尽きると私は考えています。
いずれにしても、投資も投機もリスクを取って利益を得るものであり、誰もが納得するような良し悪しもありません。
結局のところ「株」や「FX」はオススメなの?
上で説明したように、「株」や「FX」などは安易に始めることを私は勧めていません。
ただ、仮に会社を辞めて生きていこうと考えた場合、例えどのようなビジネスに成功しても、投資や投機を無視することはできません。
なぜなら、会社に勤めていると福利厚生や退職金がありますが、個人ではそういったものがありません。
そのため、投資や投機といったものを勉強し、将来のために資産を運用することは欠かせない能力の一つになってくるからです。
そのため、「株式投資」と「FX」についてもう少しだけ詳しく説明したいと思います。
株式投資とは
お金の運用する力を身につける上で、避けては通れないのが「王道」である株式投資です。
株式投資とは、その名の通りで株式を購入することによってお金を運用していく方法になります。
短期で売り買いをして売却益を狙うのも良しですし、長期で保有して配当収入を得るのも良しです。
王道と言われるだけに、株の取引には投資と投機の全てが詰まっています。
ネット証券を利用すれば、少額からの投資も可能となっているのも魅力の一つです。
- 投資と投機を基礎から学べる
- 少額から投資が可能
- 長期保有することで、配当金や株主優待といった配当収入(インカムゲイン)が得られる
- 短期売買による売却益(キャピタルゲイン)が得られる
- インフレに強い
株はどこで買うの?
株の売買は証券会社を通して行うのが基本ですが、個人投資家にはネット証券がオススメです。
なぜなら、大手証券では営業担当を経由して購入するため、店頭か電話を使って購入する必要がありますが、ネット証券では口座を開設すればいつでも自由に取引が可能です。
そして、何よりネット証券のほうが格段に手数料が安い!
日本株50万円を購入した場合の手数料
- 大手証券会社で営業担当を経由して購入した場合だと、およそ5,000円ほどの手数料
- ネット証券でPCやスマートフォンを使い購入した場合だと、およそ250円ほどの手数料
また、多くのネット証券が有料の投資情報を自社で購入し、口座保有者に向けてリアルタイムで無料配信しています。
今では、投資情報においても大手証券よりネット証券のほうが便利な存在です。
オススメのネット証券会社は?
では、オススメのネット証券は……
と、多くのアフィリエイターはこの辺りでベタベタとアフィのリンクを貼りますよね(@_@。
だが、断る!
ここまで副業を否定しといて、ペタペタと貼ったらアカンやろ!笑
ということで、株に興味を抱いた人がいたら、これから先はご自身で見つけてください。
ただ、取引口座を開設する上で業者は選びは本当に本当に大事なことです。
手数料や取引ツール、情報発信の質、そして会社自体の信用性など様々な違いがあります。
そして、各証券会社によって様々な特色があるため、自身の取引スタイルがどの業者に適しているのか判断し、証券会社を選ぶ必要があります。
また、商品や投資額によって証券会社を使い分けるのも選択肢の一つです。
これで株式投資の説明は終わりとなります。次はFXについて説明いたします。
FX(外国為替証拠金取引)とは?
FXとは外貨投資の一つで、正式名称は「Foreign exchange」と言い、日本語にすると「外国為替証拠金取引」となります。
日本では、FとXをとってFXと呼ばれていますが、海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多いです。
株式投資が投資の王道と説明しましたが、FXは投資の登竜門だと私は考えています。
「お金」=「通貨」とは何か? それを知る上で、これほど参考になる金融商品はないはずです。
「外国為替証拠金取引」というと、なんだかピンと来ませんが、要は両替して利益を出そうぜ!ってことです。
1ドル=100円の時に100円を1ドルに交換し、1ドル=110円の時に買っておいたドルを円に戻す。
すると、110円が手元に返ってくるので、10円の儲けになりますよね。
また、日本円と米ドルでは政策金利が異なるため、円をドルに替え長期保有することで、外貨預金と同様の役割を果たすことができます。
銀行の窓口で外貨預金を申し込むよりも圧倒的に手数料も少ないため、より多くの金利を得ることが可能です。
そして、為替相場を学ぶことは他の金融商品の動きを知る上で、とても重要な力となります。
なぜなら、多くの金融商品が為替変動によって影響が出るからです。
輸出企業の多い日本では円安は大きなプラスになり、業績が上向く傾向になることが多いです。
それは結果として、株価上昇に繋がるため、「円安」=「日経平均株価の上昇」といった相関性が生まれます。
逆に円高に傾くことがあれば「円高」=「日経平均株価の下落」といった形にもなります。
- 投資未経験でも比較的簡単に始められる
- 世界最大の金融市場のため、買いたい時に買えて売りたい時に売れる
- 外貨預金と同じように金利差を利用した運用ができる
- 外貨預金に比べ、手数料が圧倒的に安い
- 24時間取引が可能
- 少額から投資が可能
- 多くの金融商品が為替変動によって影響を受けるため、他の金融商品の動きを知る上で有利になる
【まとめ】結局のとこ副業はしないほうがいいの?
副業をして生活が豊かになっている人がいるのは間違いないことです。
その一方で、副業をすることによって生活に支障が出た人がいるのもまた事実です。
- 休日や就業後の余暇を副業に費やし、生活リズムが狂う。
- 睡眠時間が減り、心身ともに疲労がたまる。
- 集中力が欠け、本業に支障が出て業務に影響が出る。
- 本業がより嫌になり、本業から抜け出すために副業に集中するようになる。
- 1.に戻って、より生活リズムが狂う……
と、いった最悪のループに陥るケースも珍しくありません。
そして、悲しいことにほとんどのケースで副業が本業を超えることはできません。
それどころか、ほとんどなんの成果も得ることができずに終わるケースのほうが圧倒的に多いです。
それなら最初から、休日に短期バイトをしていたほうが100倍マシです。
副業は結果が出なければ、収入を得ることができません。
「頑張った」とか「努力した」とか、そんなものは評価されません。
それにも関わらず、国をあげて副業を推奨していることに私は疑問を感じてしまいます。
副業をすること自体は、私は良いことだと思っています。
ただ、副業には目に見えない多くのデメリットが潜んでいます。
そのため、安易に始めるのはよくないという立場です。
もし、収入を増やしたいと考えるのならば、本業に力を入れてください。
もし、本業で増やすのが無理というのならば、支出を見直して出ていくお金を減らしましょう。
副業で5,000円稼ぐのは難しいことですが、5,000円節約するのは簡単なはずです。
それでも、どうしても本業を辞めたい!副業をやってみたい!会社に行きたくない!!
という人がいるのでしたら、せめてアフィリエイターが勧める「オススメの副業10選!」みたいな記事を読み漁るのをやめましょう。
まずは、キチンと自己分析をして、
- 自分にできることを何か
- 自分が得意なことは何か
- 自分が本当に好きなことは何か
を考えましょう。
そうすれば、自ずと「今やるべきこと」が見えてくるはずです。
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